不動産よもやま話:近代古地図

2023年03月13日

 海が埋立てられたり町や周辺が開発され様変わりして高齢者でも記憶が曖昧になっています。そうした原状のかすれた記憶の中で生き続けるのが古地図です。我々不動産業に携わるものとして過去の経緯を知ることは大切です。昔は池があったとか川があったとか、いろいろです。弊社には大正時代の古地図が保管されています。これも七つ道具の一つとして使っています。 よく見るとまだ渥美線もありません。
① 大正10年1月30日発行 大日本帝國陸地調査部
② 昭和23年7月30日発行 地理調査所
③ 昭和35年6月30日発行 地理調査所

大正10年1月30日発行 まだ渥美線も無く内海は砂州ばかりでした。

大正10年1月30日発行

昭和23年7月30日発行 海軍大崎飛行場の輪郭があります。(詳細は軍機密のため公表出来なかった。)

昭和23年7月30日発行

昭和35年6月30日発行 海軍大崎飛行場もすでに出来ていた。(詳細は軍機密のため公表出来なかった。)

昭和35年6月30日発行