我が家の切干し芋

2022年01月10日

干し芋
 北風吹くこのシーズンには我が家では決まって家内が干し芋を作ります。この乾いた空っ風の時に家庭菜園で採れたサツマイモを蒸して切干しにします。サツマイモは2ヶ月近く保存したものを使うので熟して色がアメ色になっている。大分腐ってしまって捨てる分も多いが熟した芋はめちゃくちゃ甘くて美味しいです。

田原の風物詩:切干し芋等
 我々のこどもの頃田原の農家では今時分になると切干し芋が出荷されます。現在では専門農家だけだと思いますですが、その頃は近所のおばあちゃんの仕事でした。おばあちゃんの仕事と言えば田原の海は大きな干潟があり、海苔の養殖やアオサ、アサリ、蠣など豊富に採れました。
冬のからっかぜの吹くシーズンは海苔やアサリの合間にアオサを採り風に当て乾燥させて出荷していたと記憶しています。また田原の町に出て朝市で小売りしていました。
他にもアサリの干し物や野菜なら切干し大根等があります。何分冬の寒の頃は空っ風と柔らかな日差しで甘みや美味しさを増していたのだと思います。

アメ色に熟した芋

切干し芋1

感想籠で暫く乾します。

切干し芋4